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チョコレートの最先端!ライズトレードでBean to Barな『ショコラマダガスカル』

チョコレート好きに特におすすめしたいのがこの『ショコラマダガスカル』です。フェアトレードからさらにもう一歩踏み込んだライズトレードをコンセプトとし、サードウェーブコーヒーの次と噂されるBean to Barでもあるこのチョコレート。
詳しいお話を輸入元のアフリカンスクエアーの稲川義隆さんにお聞きしました。

稲川 「このチョコレートは、去年から製造がはじまった商品で、まだ新しいんですけど、インターナショナルチョコレートアワードという国際コンペで、アフリカで初めて賞をとりました。これからどんどん世界に名前が知れ渡っていくと思いますよ。」

パッケージのデザインは手紙をイメージしている

パッケージのデザインは手紙をイメージしているそうです。切手風のイラストにはマダガスカルの風景が描かれ、このパッケージが世界に飛び出ていくことを予感させます。質感の良い紙に包まれ、高級感もグッと上がります。

フェアトレードを一歩進めたライズトレード

稲川 「一般的なフェアトレードチョコレートというのは、原料を適正価格で購入して、ヨーロッパの工場で製造し、それを日本に輸入するという流れになっています。これだと、原料を生産する国には、最終的な製品のわずか3~5%のお金しか手に入らないと言われているのですが、そこを解決するのがライズトレードです。原料生産国で、加工からパッケージまで、商品化に関するすべての工程を行ないます。その結果、フェアトレードよりも多くの外貨がその国に入ってくるというわけです。」

マダガスカルのカカオ(イメージ)『ショコラマダガスカル』をつくるロベール社は1940年にフランス人によって創業されましたが、1970年代にはマダガスカル人が経営するようになり、現在では基本的にすべてのスタッフがマダガスカル人です。自分たちでビジネスをまわし、ヨーロッパの老舗にも負けないチョコレートを作ることができる。アフリカの時代が来ていることを実感しますね。

稲川 「原材料と加工、製造が同じ国の中でできるメリットは他にもあります。それはカカオが非常にフレッシュな状態で手入ることです。これは味を大きく左右しますよ。現地の人は昔からカカオのことをよく知っていますから、本当にいいカカオを選ぶことができるんです。とくにロベール社は、自社でひとつの地域を抱えてカカオを生産しているので、カカオを育てる環境にまでこだわることができます。」

ショコラマダガスカルそんなチョコレートを試食させていただきました。食べたのは、ホワイトチョコレート。特徴的なのは、苦味より酸味。フルーティーかつ、ワイルドな味に仕上がっています。自社で作っているピュアなカカオバターを使っており、独特の風味と濃厚さもあります。ホワイトチョコレートでここまで個性が出せるものはあまりないそうです。マダガスカルはバニラも有名ですから、これもばっちり入っています。原料には農薬を使わず、保存料なども入っていない。オーガニックなチョコレートでもあります。

サードウェーブコーヒーの次は『Bean to Bar』

さてなんのことやらという人も多いかと思いますが、今、原材料からこだわるモノづくりがとても注目されています。例えば、「サードウェーブコーヒー」をご存じですか?

原材料からこだわるモノづくり(イメージ) これは豆選び、焙煎、使用する器具、淹れ方などなど、コーヒーを作る過程一つ一つにこだわったコーヒーのことです。アメリカからはじまったこのムーブメントは、今や日本の感度の良い人に広く知れ渡っており、これからもっと多く人に伝わっていくでしょう。 そして、次に流行ると言われているのが『Bean to Bar』と呼ばれるチョコレートです。考え方はサードウェーブコーヒーと同じ。カカオ豆(Bean)の質、焙煎方法、そして板(Bar)にするまで作り手がこだわりをもって提供するチョコレートのことを言います。

知らなかった人はここで知れてラッキー。あなたは今時代の最先端です!そして、この『ショコラマダガスカル』はまさしく『Bean to Bar』なのです。すでにこういったチョコレートを集めたイベント等にも出店しているということで、これからどんどんこのチョコレートの注目度もあがっていくでしょう。 ライズトレードでBean to Barなチョコレート『ショコラマダガスカル』。本命チョコなら迷わずこれ!

アフリカンスクエアー: http://sooooos.com/shop/afsq/index

コンテンツ協力:earth garden

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