今からできる!夏を快適に過ごす国内外のアイディア3選

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今年も最高気温35度以上が続く猛暑が間もなくやってきます。2016年の夏は例年以上に暑くなるとか。。
そんな夏を快適に過ごすための国内外のアイディアをご紹介します。

Pick up 01緑のカーテンで室温4度ダウン

すだれやよしずを立てかけて暑さを乗り切ることもできますが、目で見て楽しみながら
涼を感じることができる緑のカーテンを作って夏を快適に過ごしませんか?
緑のカーテンを作ると、なんと室温を4度近くも下げることができるんです。

6月から栽培をしても、猛暑の8月に間に合う栽培方法は水耕栽培です。水耕栽培というのは、
土を使わずに野菜を育てられる栽培方法。水耕栽培キットを使えば、種や肥料、栽培スポンジなどを
セットするだけで簡単に始めることができます。

これから水耕栽培で緑のカーテンを作るのであれば、きゅうりやヘチマ、ゴーヤなどがおすすめです。
生育が早く、たくさん葉が生い茂るため、真夏の強い日差しをしっかりと遮ってくれるでしょう。
苗からであれば、かわいい実をつけるフウセンカズラも見て楽しめるのでおすすめですよ。

Pick up 02涼を感じるためのちょっとした工夫

日中に部屋にいない時は、太陽の熱で室内が暑くならないために、カーテンを閉めて出かけましょう。
帰宅時に、もわっとした暑さを感じるのは、太陽の熱が籠っているためです。外から帰宅した時は、
すぐに部屋中の窓を開けて風の通り道を作ります。扇風機がある場合は、窓の外に向かって回し、
暑い空気を窓の外へ流しましょう。

窓辺に風鈴を吊るしておくと、風と伴にチリンと鳴る風鈴の音に涼を感じることができます。
ある実験では、風鈴の音色を聴いたおよそ7割の方が、実際に体温が下がったのだとか。
風鈴に馴染みがない海外の方には効果がないようですが、日本人の脳には、”風鈴=涼しい”
という刷り込みがあるため、風鈴の音を聴くと体温が2,3度下がるようです。

足首や首は血液とともに熱が溜まりやすい部分のため、これらの部分を冷やすことで
体温を下げることもできます。帰宅時にシャワーの水を足首にあてて冷やしたり、首に
氷冷剤を入れたタオルを巻くと良いでしょう。

Pick up 03ペットボトルで作る電気代不要のエコクーラー

日中の温度が40度を超えるというのに、およそ7割の家庭に電気が引かれていないバングラディッシュで
人気のエコクーラーがあります。ペットボトルと板があれば簡単に作れてしまうエコクーラーをご紹介します。

まず、ペットボトルを半分に切って、飲み口のある部分を使います。板にペットボトルの口側が入る程度の
穴を開けます。そこへ、ペットボトルを差し込み、穴をあけたペットボトルキャップで固定をします。板に
縦6×横6ずつペットボトルを並べて、窓枠に取り付けます。

ペットボトルのエコクーラーを取り付けると、平均して5度近く室温が下がるようです。ペットボトルの
エコクーラーは、流れる空気のスピードや、空気が狭い場所を通るときに気圧が下がることで温度が
下がる仕組みです。

いかがでしたでしょうか。涼を感じるための国内外の工夫をご紹介しました。
今年の猛暑を乗り切るために、ぜひ試してみてください。

 

by green