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500年の歴史ある吉野林業。
先人からの"おくりもの"であるスギ・ヒノキ。
暮らしの中で、それらの木々をもっと身近に使い、森を感じられるように。
その想いを込めて、吉野の間伐材から布をつくりました。
しっかりした素材感でありながら使い込むほど手になじむ一品です。
裏地の色は、吉野をイメージした桜:Sakura(ピンク)と杉:Cedar(グリーン)の2種類をご用意しました。
ペンケース以外にも、アクセサリーなどの小物入れとしてもご活用いただけます。
私たちは、結糸を通じて木材の活用推進し森林を保全するとともに、林業を基幹産業とする吉野の地域活性化に貢献することを目指しています。
「木から布ができる。」
その驚きとともに、暮らしの中で森とのつながりを感じていただけたら幸いです。
※結糸は「吉野の木から生まれた布で、吉野の森を守る。」をコンセプトに2002年から奈良県吉野町で森づくり活動を行っているNPOが立ち上げたプロジェクトです。
Design / STUDIO BYCOLOR
日本には、お札の原料にも使用されている三椏(みつまた)、楮(こうぞ)などの植物を原料として紙をつくり、これを細く裁断し、撚りをかけて糸にした、”抄繊糸(しょうせんし)”と呼ばれるものがあります。
結糸の布は、「吉野の間伐材を原料に抄繊糸をつくる技術を活用してつくられた糸」×「オーガニックコットン糸」で織りあげられています。
木から糸をつくる行程では、塩素漂白などは一切行わず、木材そのものの色・風合いを最大限活かしてつくられています。
※洗濯可（手洗い）
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青々とした緑の山がひろがる日本。
その木々の中には、先人たちが後世の私たちのくらしに役立つようにと1本、1本、植えたスギ・ヒノキが数多くあります。
しかし、その想いに反して私たちのくらしは、エネルギーや日用品は木から石油や石油製品にかわり、家を建てるのも海外からの輸入材を使うことが増えてしまいました。
そして今-
日本の木は出口を失い、それに伴って人の手が入らず荒れていく森が目立つようになっています。
日本の木を使う。
それは先人たちの“おくりもの”であるスギ・ヒノキを活かして私たちの暮らしと自然をより豊かに、次の世代へ引き継ぐ大切な方法の1つです。
奈良県南部・吉野郡の一帯。
日本さくらの名所100選に選定された吉野山があり2004年には吉野・大峯を含む「紀伊山地の霊場と参詣道」が世界遺産に登録されました。
林業の歴史は古く、恵まれた気候風土と卓越した技術を有する吉野林業により育まれた吉野杉は、「静岡県の天竜杉」・「三重県の尾鷲檜」とともに日本三大人工美林に数えられ、古来から銘木の産地として、その名を知られてきました。
豊かな自然の恵みと先人達の叡智によって、生み出されてきた吉野材を軸とした【林業・製材業・木材関連産業】が重要な産業の1つとなっています。
吉野林業は、「密植」・「多間伐」・「長伐期」が特徴の林業です。
全国的な植栽の平均本数は、1ha当たり3,000-5,000本ですが、吉野では、8,000-10,000本と高い密度の植林が行われてきました。
このように密植することで、幼齢期に幹を太らせずに高さを伸ばすことができ、その後弱度の間伐を繰り返すことによって年輪幅が密で均一な強い材料となります。
また、一般的な人工林で伐採される林齢は40～50年ですが、概ね2倍の80～100年まで伐採期間を引き延ばし長伐期の施業することで、大径材(大きな木)を生産でき、森林の持つ水土保全や生物多様性などの機能も長期にわたり維持されることが期待されています。
こうして手塩にかけて育てられた「吉野材」は、長らく酒樽や樽丸の生産を目的としてきましたが、まっすぐで節がなく、木質が良く、色も美しいことから建築用材としても高く評価され珍重されています。
※出典・引用…奈良県地域材認証センターHP、森林・林業学習館HP
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2,354円 (税込)
23pt
みんなのコメント（0件）
ショップスタッフより
もっと身近に木を使い、森を感じられるように。
その想いを込めてお届けします。お使いいただく方の暮らしにそっと寄り添う品になれたら嬉しいです。
2014年11月11日 17:12
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