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書籍をつくる過程で、原稿確認のために必要となる「ゲラ」をメモ部分(本文)に使用。
作者や編集者の入れた「赤字」(修正指示)が透けて見えるのが特徴の一つです。
気分が明るくなるビタミンカラーを表紙に使用し、
ちょっと取り出して予定や思い出をメモするたびに気分もリフレッシュ。
栞は、さをり織を織る人の感性が自由に表現される糸の配色とデザインが生かされ、
世界で一つだけのモノとなっています。
震災前から続けられてきたさをり織の栞と、震災後の希望として立ち上がったプロジェクト「ゲラメモ」をセットにしてお届けすることで、
より多くの方に南相馬とぴあさんについて知っていただきたいと私たちは考えています。
※ゲラメモの表紙カラー(ベリーピンク、スプリンググリーン)はランダムな組み合わせとなっており、お選びいただけません。
また、栞の色柄もお選びいただくことができません。ご了承ください。
「ゲラメモ」は、東日本大震災で仕事が激減している被災地において新たな職を起こすことを目的に、
被災された方々とPRe Nipponが連携して作った自由帳です。
一つひとつ手作りで製本しているのは、福島県南相馬市のNPOさぽーとセンターぴあ・自立研修所ビーンズで働く障がいのある人たち。
伝統技術である和製本四つ目綴じの職人技を身につけ、丁寧に制作を進めています。
“再生”と“これから”の思いが込められた「ゲラメモ」の素材には、書籍の校正紙（ゲラ）が再生利用されています。
もしかすると、あなたの好きな作家さんのゲラが入っているかもしれません。
製作：自立研修所ビーンズ（特定非営利活動法人さぽーとセンターぴあ）
ブランドディレクション・デザイン：國松 繁樹（株式会社ヒノモトデザイン）
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福島県南相馬市にある福祉施設、NPO法人ぴあの自立研修所「ビーンズ」さん。
東日本大震災後、障がいのある作業者さんは、
被災して不安定な状況に置かれただけでなく、作業の受注も失ってしまいました。
任意団体PRe Nipponは、仕事づくりのために「ゲラ」(校正用紙)のリサイクルから生まれる「ゲラメモ」を企画。
和装四つ目綴じという日本の伝統技術を用いて、
他にはない存在感の自由帳を「ビーンズ」のみなさんに作っていただいています。
PRe Nipponスタッフは和装四つ目綴じの技術を東京で職人の方から習得し、
南相馬に赴いて「ビーンズ」の作業者さんにお伝えしました。
商品としてご提供できるものが作れるようになるまでは時間が必要でしたが、
持ち前の真面目さでいつも真剣に作業に取り組み、
今では立派な職人さんとして毎日ゲラメモを作り続けていただいています。
今回SoooooS.限定企画として、14年前の「ビーンズ」さん設立当初から織り続けられてきた「さをり織」の栞をセット。
さをり織の反物を一反仕上げるには、根気が必要です。
作業者さんはみなコツコツと織り機に向かい、慎重に選んだ糸を使って丁寧に織り上げていきます。その気持ちを無駄にしないよう、
反物を小物に仕立てる際には布を最大限使っていますが、端部分は必ず余ってしまうのです。
この端部分を活用して生まれたのが栞。
繊細な作業で色が複雑に組み合わせられ、手に取ると織った人の思いがじんわりと伝わってきます。
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1,244円 (税込)
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みんなのコメント（3件）
ぎんがむ
何となく「破って使う廃紙メモ」のような感覚で注文しましたが、とんでもない誤りでした。これは一つの作品です。作り手の人たちに思いを馳せながら、できればしおりとセットで使えるような、きちんとした使い方をじっくり丁寧に考えたいです。
2016年03月12日 22:33
py
文庫本の倍の大きさで厚さ5mm位、使いやすい大きさだと思います。とじ糸の結び目が見えないつくりなので表裏関係なくどちらの方向からでも使えるのが便利です。
2016年03月12日 12:52
すみそにあん
ノートは用途がなくてもつい買っちゃいます。ゲラというのがどうしても見たくて買いました。ノートを筒状にして覗いてみると、マーケティングがなんちゃらかんちゃら、みたいな難しい内容でした。でも表紙だけ英単語の参考書でクスってなりました。おまけのさをり織りのしおりも中々良かったです。さて、何に使おうかな…
2015年11月03日 23:16
ショップスタッフより
捨てられるはずだった素材、失われゆく職人技術の“再生”を通じて製作されていること。一時の復興支援イベントではなく、永続的に東北に職と利益を還元するしくみであること。取り組みに賛同する人とのつながりから“これから”の日本を考える新しい土壌を築けること。
「ゲラメモ」を通じて生み出されるこれらの価値が、復興支援や新しい日本の価値観を作ることにつながると信じ、活動を続けています。
2013年07月23日 13:29
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